食事が終わると皆で片付けをし、洗いものをし、元気に登校して行った。残ったのは未就学の子供が二人と大人だけとなった。僕は『ご馳走様でした。とても美味しく楽しい朝食でした』と礼を述べて『近いうちに皆さんで牧場に遊びに来ませんか。牧場は今、出産ラッシュで可愛いチビ達がたくさんいますよ』と言うと《はい。みんな喜びます!早速今夜にでも家族会議を開かなきゃ》と笑顔で嬉しそうに答えてくれた。この笑顔の為ならなんでもできる…改めて僕にとって一番大切な存在と確信できる。この人を守る為なら例え神様が相手でも僕は戦うだろう…。