〔完〕時間を超えた想い

「そーいうところが鈍感なんだって。」

「へ??」

「今どき女を襲うっていったら金目当てじゃねえよ。」

「?じゃ、何目当て?」

「身体。」

「からだ?どういうこと??」

「だから、こーいうこと!」


祐真は少し声を荒げ、起きていたあたしの身体をソファに押し倒した。

・・・何がしたいんだろ?

祐真はフッと笑うと


「やっぱ、わかんねえよな。」


そう言ってあたしの身体を再び起こした。