結婚式当日。
あたしは両親と、
会場に来ていた。
あたしは早く瑞樹と凜樹に会いたくて、
きょろきょろしていた。
すると
「りーりあっ♪」
どうしよう、
瑞樹・・。
やっぱりカッコイイね・・・。
黒いタキシードがとてもよく似合ってる。
「凜樹も来てるよ。ほら」
瑞樹が指さす先には、凜樹とゆりがいた。
「凜樹っ・・・ゆりっ・・・」
あたしは駆け寄った。
涙をこらえて、2人のもとへ。
「りりあ・・・!!」
ゆりはあたしに抱きついてくれた。
「ゆり、ごめんね・・・」
「ううん、もういいの・・・」
こほん、とわざとらしく凜樹が咳をした。
「俺、ゆりと付き合ってるから。」
「・・・え!? ホント!?」
ゆりを見ると、ゆりは照れたようにこくん、と頷いた。
「わぁ~おめでとう!!」
あたしたちはしばらく話しこんだ。
今のコト、
仕事のこと、
そして、将来のこと。
あたしはまだ、将来なんて分からない。
でもきっと、瑞樹以上の人がどこかにいるはずだから。
結局、あたしは瑞樹の恋をもらうコトができなかった。
でも、全然後悔なんてしてない。
でもね、もしも運命の人が現れたら、
何回でもこう言ってやる。
「その恋、ください。」
って!


