「りりあー。」


その相手は小滝瑞樹くん。

あたしは「こた」って呼んでる。



きっとこたはあたしが好き。

あたしもこたが好き。



・・・そうだと思ってた、のに。





違ったみたい。





こたには彼女ができていた。