「はぁ・・・はあ・・・」


校門の前についた時は息がきれてた。
立ち止まって、息を整える。


「・・・大丈夫?」


「え、あ・・・うん・・・」


顔をあげた。


背筋が凍るくらいに驚いたの・・・。






「なんで・・・・・・」




「詳しい話は後で。」



そう言ってあたしの手首を捕まえる。



「ちょっ・・・!!」



ぐいぐいと引っ張られ、連れて行かれたのは校舎裏。



「話、長いけど。1時間目サボっても平気?」


「うん・・・」