「センセー」
「…今度はなんだ」
声がしたので急いで自分の世界から抜け出してみればついさっき出ていったはずの人物がまた目の前に現れた。
その人物はスカートのポケットをごそごそとあさり、ぐちゃぐちゃの小袋を俺に渡してきた。
これはなんだという考えを巡らせつつ受け取ってみるとへなへなになったりぼんが付いていた。
中になにかごつごつしたものが入っている。
散々悩んだ挙げ句俺は本人に問いただすことにした。
「これは…なんだ」
「クッキー」
…クッキーか。この石みたいなのが。
りぼんをほどき開けてみると中には確かにクッキーが入っていた。
でも粉々で世間一般的なクッキーの形はしていなかった。
「…今度はなんだ」
声がしたので急いで自分の世界から抜け出してみればついさっき出ていったはずの人物がまた目の前に現れた。
その人物はスカートのポケットをごそごそとあさり、ぐちゃぐちゃの小袋を俺に渡してきた。
これはなんだという考えを巡らせつつ受け取ってみるとへなへなになったりぼんが付いていた。
中になにかごつごつしたものが入っている。
散々悩んだ挙げ句俺は本人に問いただすことにした。
「これは…なんだ」
「クッキー」
…クッキーか。この石みたいなのが。
りぼんをほどき開けてみると中には確かにクッキーが入っていた。
でも粉々で世間一般的なクッキーの形はしていなかった。
