"ガラクタよ"

羽流「あれぇ〜どこにいったかなぁ!!」

羽流は自分の部屋のタンスの引き出しや
机の下を覗き込む
捜し物をしているみたいだ

"ぼくの大事な ガラクタよ"

何時間探していたんだろぅ
部屋の中はグチャグチャだった
たとえ捜し物が
すぐ
そばにあったとしても
もわからなくなるくらいだった

「おかしぃなぁ!ここらへんにあったはず
なんだけどなぁ」

"人からみたら 君はただのガラクタさ"

必死に探し続ける
その時
羽流の目の前にキラリと光るものを見つけた

羽流「あっ!!あった!!よかったぁ!!」

捜し物を手に取って笑顔になる羽流
だけど自分の部屋の汚さをみて愕然とする

羽流「きたな!!!」

"ぼくに とっては宝物 だけど ときどき見失う 君がどこにいったのか"

でも次には
また捜し物を見て笑顔になる

"ぼくは必死に探すのさ ぼくの愛しいガラクタよ"