その時
一本の電話が入る

和彦「はい。もしもし」

「警察ですが今日子さんが事故にあわれました
今、新生病院に搬送中です
すぐに来てください」

その言葉を聞いた和彦は信じられない

和彦「えっ???」

警察「とにかく、すぐに新生病院に来てください」

我に返り走りだす和彦
途中でタクシーをつかまえる

「新生病院まで行ってください!!!!」


新生病院
駆け付けた和彦は病室のベットで横たわる今日子を見て事故の大きさをはかりしる

和彦「今日子!!今日子大丈夫か??」

今日子の返事はない
その時
<ガラガラ>
病室の戸が開く音がし和彦が振りかえると医者が入ってきた

医者「ご主人ですか??」

和彦「はい!先生!先生!今日子は大丈夫なんですか?」

取り乱した和彦をなだめるように言った

医者「落ち着いて、ご主人、落ち着いて別室で話があるので」

和彦「別室……?」

医者の言葉を聞いた和彦は
なにかを悟ったように呆然としていた