食事を終えて羽流と亜紀がフランス料理店を出る

亜紀「おいしかったね」

羽流「本当?!よかったぁ〜リサーチしたかいがあったよ」

亜紀「うふふっありがとう」

話をしている時
二人の後ろから声がした

「邪魔なんだよ!ガキ!!」

羽流と亜紀は声のするほうに振り返った
そこには中年の男が少女に向かって怒鳴っている

「汚いガキだな!!」

少女はうつむいて手に握っている指輪を見つめている
その光景を見ていた
亜紀は耐えることができず少女に向かって走りだした

羽流「おっおい、亜紀!」

亜紀は止まらない
少女のところに着いた亜紀は少女を抱きかかえ
怒鳴り散らしている中年男に言った

「やめなさいよ!!ひどいじゃない!!こんな子供に向かって」

中年男「このガキが悪いんだよ!!新品のスーツにぶつかりやがって!!汚ねぇ〜な!!」

だけど亜紀は負けなかった

「ぜんぜん似合ってないくせに」

中年男「なんだと!!このやろ〜〜〜」

怒りをあらわにして亜紀に殴りかかろうとした

その時
羽流が亜紀と中年男の間に飛び込んだ
中年男の前に立つ

中年男「なんだよ!!やるのかよ兄ちゃん!!」

羽流「ふざけるなよ!!やってやるよ!!」