突然ですが、第三章『解を求めて』に入る前に、七畝中で起こった事件をまとめます。


 一例目 

日時 三月五日水曜日、朝学活前であった午前八時半ごろ

場所 二年二組の教室のベランダ

内容 突然爆竹の音が聞こえた

   煙が充満し、学年のフロアに広がった

被害 当時、二年二組にいた生徒六名が
   気持ち悪くなる

第一発見者 二年二組の生徒


 二例目

日時 三月十五日土曜日、午後十二時半

場所 二年七組の隣の空き教室

内容 気が付いたら、空き教室が
   燃えていた

   火元は、黒板の前に置いてあった
   教卓と見られている

   木炭に火をつけたと見ている

被害 教室が全焼

   壁が黒くなる

   隣は少し燃えた

   けが人はいない

第一発見者 テニス部顧問、今の二年
       数学担当、阿立隼人