「せ、い、か。
精華、聞こえているか。」
――声が聞こえる。ひゃあ、無線だ。――
ひたすら探していて、無線があることを忘れていたようだ。
「精華。ねぇ、聞いてる?」
「あっ、圭輔ごめん。見つかった?」
「あぁ。格技上の裏の、今は枯れた噴水のところにいる。今すぐ来い。」
ブツリ~♪
無線が切れた。
――いかなきゃ。はようしないと。――
無線をポケットにしまい、走り出した。
精華、聞こえているか。」
――声が聞こえる。ひゃあ、無線だ。――
ひたすら探していて、無線があることを忘れていたようだ。
「精華。ねぇ、聞いてる?」
「あっ、圭輔ごめん。見つかった?」
「あぁ。格技上の裏の、今は枯れた噴水のところにいる。今すぐ来い。」
ブツリ~♪
無線が切れた。
――いかなきゃ。はようしないと。――
無線をポケットにしまい、走り出した。


![[完] スマフォン忍者 HISANO](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.781/img/book/genre99.png)
