〖完〗子ども警察官の精華

 無線を壊れるほど握りしめて、なりふり構わず探していた。

 とにかく、あの二人を一刻も早く捕まえたかった。

 ひたすら、探し続けた。

 もう、どこにいるかもわからないぐらい。

 無線と一緒に渡した、一つの手錠が重く感じる。

 責任が重くのしかかる。

 責任との戦いの中で、ひたすら探していた。

 もう、無意識に。


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 訳が分からない。


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