さらに歩いて、廊下の真ん中あたりで止まった。
「ここに、宇多田さんがいるよ。」
「はい。」
「じゃあ、私はこの辺で。」
看護師さんは去っていった。
入る前に、録音機の電源を入れる。
緊張がますます高ぶってきた。
こんこん~♪
ノックの音が小さかった。
「だれ?」
理子の声が。
精華は、一瞬びっくりした。
「ここに、宇多田さんがいるよ。」
「はい。」
「じゃあ、私はこの辺で。」
看護師さんは去っていった。
入る前に、録音機の電源を入れる。
緊張がますます高ぶってきた。
こんこん~♪
ノックの音が小さかった。
「だれ?」
理子の声が。
精華は、一瞬びっくりした。


![[完] スマフォン忍者 HISANO](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.781/img/book/genre99.png)
