〖完〗子ども警察官の精華

 少し顔を赤くした。

 これで恥ずかしい場面が終わったと、一安心していた。


 パン~♪

「さて、私を眠らせた連太は、寝かしつけたまま事件現場へとむかった。
どの姿勢で眠っていたかは、あくまでも想像だ。」

 蓮太が階段を下る。

 カメラもそれを追いかけている。

 そして、未来と碧のところに合流した。

「どのタイミングで合流したのか、これもあくまでも想像である。
次はどのように火をつけられたのか、その後どうなったのかを確認したいと思う。」

 
 カチャ~♪

 カメラは、理子のほうへ視点が変わる。

 隣に、もう一人人間がいる。