〖完〗子ども警察官の精華

 パン~♪

「では、背景について話そう。」

 肩の荷は下りるどころではなかった。


「部内では、派閥争いをしていた。

部長の大浦未来派と、副部長の高峯鈴乃派と分かれて争っていた。

宇多田は高峯派だ。

実際、燃やされたシューズの持ち主は大浦派の人間だった。

犯行に及んだのは宇多田。
しかし、本当は高峯に指示されていた可能性が高い。

だが、高峯が指示したという証拠は、今のところ見つからない。

宇多田か、高峯が落ちるしか分からない。

実に残念。」