〖完〗子ども警察官の精華

 精華は扇子を開いて、めいっぱい腕を伸ばして掲げた。

「ホシは、宇多田理子。」

 静まり返った。

 精華のあまりにも突破的な行動に驚いた。


 それを突き破るかのように圭輔が・・・

「おい、宇多田は八例目の被害者だぞ。」

 扇子を閉じて。

「掛川。あんたはせっかちすぎる。今から理由を説明するから。」

 厳しく言い返す。

 珍しく圭輔が引っ込んだ。

 引っ込んだことを確認して。


 パン~♪

 カチャ~♪