「涼ちゃんッッ!?」
入ったのは、いきなり寝室。
「ッッ!?//////」
私はもう声を出す事も出来ずにただ赤面するだけ。
ゆっくり振り返った涼ちゃんは、本当に本当に男の人だった。
あっあわわわわ!!!!!
まだ 心の準備がっ!!!!
「莉子」
ドキン、ドキン、ドキン
喉から心臓が出てしまいそうだった。
言葉を発したら何かが崩れてしまいそうで。
でも、涼ちゃんから目線を逸らすコトは出来ない。
「りょッ……んん……」
ゆっくり、重なった唇に私の頭はショートしそうになった。
これから、私たちはやっぱり。
考えると、本当に心臓が暴れだす。
どうしたらいいのかなんて、分からないし。
緊張して、何にも考えられないし。
涼ちゃんの手が私を抱き抱え、ベッドに優しく押し倒す。
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