あれから毎日
メールをして
たまに電話もした

君は忙しいみたいで
中々会えなかった


我が儘を言ったら
嫌われるかもと
10歳の年の差を
初めて気にした。




「 今日早めに仕事終わったら遊ぶ? 」

そうメールがきた


「 うん!
ぢゃあ早めに街いって
待ってるね !」


友達と街で時間をつぶした

「 終わるの1時ぐらいだから
カラオケ入ってて 」

そう言われてカラオケに入って待っていると
君は少しだけ遅れて
れんくんと二人でカラオケにきた


「 酔っ払ったぁ〜 」

「お疲れ様っ!」

「 もうビール嫌い 」

って言いながら
ビールを頼んでて
笑っていた

「 さやかー
ピアス痛い 」

と言って
いつも着けているピアスをとった

「 さやかつけてていい?(笑) 」

「いいよ」


なぜかにやにやしながら
君がつけていたピアスを
自分の左耳につけた


そんなに時間たたない内に

「 もう帰る 」

そう言って勝手に
伝票を持って
君は出ていった

慌てて追いかけると
もう会計済みで
エレベーターを待っていた
「 今日なしたの?」

「 うるさい 帰る 」

意味わかんなくて
腹がたった