華耶をベットに落とした。



華耶にアイちゃんの事どう話したらいいんだろ。




「薫君はどこにも行かないよね?」




何急にどうした?




「アイちゃん好きなのは分かるけど、アイちゃん薫君より、29才も年上だし、


告白しても無理だと思う。

だからね、たとえ振られてもここからいなくならないでね。


薫君は華耶のお兄ちゃんでしょ。


だからずっと一緒にいてね。


もし仮に私に好きな人できたら、


真っ先に薫君に教えるからね。」




華耶に好きな人が出来たら、俺は兄として応援するよ。




多分大丈夫。




華耶に俺の気持ちなんて、通じるはずもなく、




これでいいんだと思いながら、胸の奥に痛みを感じた。