気まずいまま私たちは夕食を食べた。




「なぁ、珠実と華耶喧嘩してんか? 」




『喧嘩と言うか華耶が抜け駆けするから、いけないんだよ。』




「ならここで解決しようぜ。」




え、今ここで話す訳?




『このままの関係で一週間一緒に過ごすのは、不味いと思うんだ。


珠実から話せよ。』




珠実が昴を見た。




「このままじゃ嫌だからみんな話すね、


私昴が好きなの、でも昴は華耶が好きで華耶に告白した。


でも華耶は私に昴の事話してくれなかった。


私の気持ち知ってる癖に酷いよ。」




私が何か言おうとしたら昴が話だした。




『珠実の気持ちは嬉しいけど、珠実とは友達でいたい。』




「俺も華耶告白したら同じ事言われたんだ。


華耶は珠実を裏切ってなんかいないよ。


華耶は珠実の事一番に考えてる。


俺たち5人は今のまま、友達でいよう。


でも何年か先は分からない。


琉太がおかしな約束決めたのは、正解だったのかもな。


祐一郎もそう思うだろ。」



あぁと祐一郎が笑った。