俺は華耶に部屋で寝ているように話した。




華耶は帰るといいはったが、薫君に電話をすると、




薫君は食堂を休む事が出来ないらしく、




華耶の事を頼むとお願いされてしまった。




俺は華耶の事を祖母に頼んで登校した。




学校へ行き、仲間に華耶の事を話した。




アイちゃんが倒れ入院してる事と、




華耶が熱を出し俺の部屋で寝てる事を話した。




昴が俺を呼んだ。




『華耶は大丈夫なのか?』



『大丈夫だと言ったら嘘になる。


アイちゃんが倒れて、うちの病院に運ばれて来た時、

華耶は狂ったように泣いていた。


でもアイちゃんは疲労が原因だったから、


少し休めば元の体に戻るし、心配はないんだ。


華耶も少し落ち着いたんだけど、


華耶が風邪ひいてしまったから、俺のベットに寝かせてあるよ。』




昴が何を言いたいのかが分かったが、




あえてそこに触れなかった。




帰り祐一郎の家に行くと昴は俺に告げた。