薫君はもう家族みたいな存在。




薫君がいるから、華耶は笑っていられる。




薫君にはいつも感謝してる。



店もほとんど薫君に任せぱなし、薫君がこの瞑れかけた店を立て直してくれた。



薫君が店をやるようになってから、お客さんも増えた。




毎日忙しく働いていれば、嫌な事は忘れられる。




一階に下りて行くと、テーブルにふさってる華耶がいた。




『華耶どうしたの?気分悪い?』




華耶が顔を上げて違うと首を振る。




ノートに何か書いてる?




『華耶宿題は部屋でやりなさいよ。』




「アイちゃん宿題じゃないよ、これは交換日記。」





交換日記なんて今時面白いな。