体の震えが止まらない。




祐一郎と内科の先生が、救急の受け入れ口で待っていてくれた。




ストゥレチャにアイちゃんが乗せられ運ばれる。




涙をボロボロ溢してるわたしに先生は、『大丈夫だからお母さんは僕が助けるからね。』




お母さんじゃないけど、アイちゃんは私のお母さんと同じ。




集中治療室の中へアイちゃんが入っていた。




「華耶は入れないから、俺とここで待とうな。」




祐一郎に肩を抱かれ、ソファーに座った。




薫君がかけて来た。




『アイちゃんは?』




「今先生がみてくれてる。薫君アイちゃん死なないよね、


アイちゃんが死んだら私一人になっちゃうよ。」




祐一郎が泣いてる私を抱き締めてくれた。




『アイちゃんは死なないよ、華耶一人にしてアイちゃんは死んだりしない。』




神様アイちゃんを助けて、私の命を奪っていいから、



アイちゃんを死なせないで!