《それは出来へん!霊能喰い、あれは半端な奴ちゃうで!はるかは逃がさなくちゃ!》

「あれが何か、わかったの?」

《風水で言う所の地龍だ!》

「!!じゃあ!孝之は今、街そのものと対峙してるって事!?」
そんなの…そんなの無理に決まってる………

《まぁ、そんな所だ、狂ってしまってるから地龍も本来のもの程では無い事を祈ろう…》

「そんな……」
ピタッっと身体が止まる

ねこちが身体から抜け出し、身体の自由が戻る

《ここら辺でいいかな?では、たかゆきの所に戻る》