《簡単に言うと、はるかは狙われてて、死ぬ所だった、以上》
と、ねこちはボーとした表情で言う

「?簡単に言い過ぎ!意味わかんない!!」

孝之はねこちを後ろに引っ張りながら
『あ~ようするに、霊能喰いが出たんやで』と言った

「霊能喰い?何それ?」

『霊からしたら、ヤパ美味しい生命力って言ったら霊能者の生命力らしい、で、霊能者から霊力を吸い取る』

孝之は一度ため息をついて話しを続けた

『…最初は感知出来ない程遠い所から…吸い取って、弱まれば弱る程近付いてくる…』