「いい感じのとこスイマセンが」


…………っ…!?


虎実がニヤニヤしながら車の窓に張り付いてた。


「翔也たちも終わったわよ」


私たちは顔を赤くしながら外に出た。


「まさかアイツに見られるとは…一生の不覚」


「あははは…」


虎実の後をついてくと…


「…………」


「…………」


虎実が翔也に抱きついていた。


「俺ら、こうなったわ。これからヨロシク、松野さん、那美」


二人は、あの短時間でラブラブだ…。