きみのとなり



私ってどこまで単純なんだろう。



小学生の裕介の言葉一つでここまでテンションあがるなんて。



「拓ちゃん…まだかな…」




私は部屋で窓を開けて拓ちゃんがベランダに出てくるのを待っていた。




もう1時間は経つけど、出てくる気配はない。



とりあえずベランダで待っていよう。




私は待ちきれずにベランダへ出て、そこへ体育座りをした。




思わず、うとうとしてしまう。


「ふぁ…」



勉強もしなきゃだから…



寝ちゃ…ダメ…




そう自分に言い聞かせるけど




「うぅ…」



眠い。



あんなに寝たのに寝足りないなんて。




「ちょっとだけ…」




とうとう睡魔に負けた私は瞼を閉じて眠りに着いた。