きみのとなり



拓ちゃん…



会いたくないなんて嘘。



今日も寂しくて仕方なかった。



拓ちゃんに会えない日なんてなかったから



一目でいいから…会いたいよ…




「拓ちゃんっ!拓ちゃんっ…」



私は半ベソをかきながら拓ちゃんちのドアをペチペチと叩いた。




「拓ちゃんっ!」



ガチャーー



ドアが開いて



中から出て来たのは…




「何だよ、未来!うるせえな!兄ちゃんなら風呂!」



「なんだ…裕介かぁ」



「何だとはなんだよ!」



裕介は私の肩をバシッと叩くと、私を見てヘラッと笑った。




「手伝ってやろうか?」



「は?」



「未来、兄ちゃんのこと好きなんだろ?」



はい?