「いやいや
何で…?」




「何でって1年も離れてたら気持ちも薄れるっしょ?」




「薄れねーよ!!」




「大地は…
大地は穂波と1年離れたことあるわけ?
連絡も一切ナシで離れたことがあるわけ?」




「……」




「ないくせにアンタに何がわかるわけ?」



「……」



「アタシもう帰る」



アタシは机の横に掛けてたスクバを持って



教室を出た



1階に降りると穂波がいた



穂波は紙パックのジュースを3本持っていた