「電話!?、、、誰から?」

「来てないならいいの、、、」

そう言うと夏希は席を立って何処かへ行ってしまった。

「小野、、、そうしたの?」

2人の様子を見ていたらしく、旬が話しかけてきた。

「よくわかんない」

旬は「ふ~ん」と言いながら再び男子の輪の中へ入って行った。

この日の夏希は一日中様子が変である。

その事を勇は気にしていた。

そして電話の事も・・・。