………………
私は、拓弥の彼女になった。

でも、こんな曖昧なままでもいいのかな?

と、思ってた時拓弥が言った。

『俺な、ずーっと志穂の事好きだった。でも、なかなか気持ち伝えられなくて…志穂は、あん時からずっと翔の事好きだっただろ?』

『うん。』

『俺、あん時は志穂が翔と居て幸せならそれでいいと思ってた。』

『うん。』

『でもな、翔が志穂の前から居なくなって、俺、志穂の事守ってやんないと、って思った。だけど、志穂の苦しんでる姿見たら、何で俺じゃねぇんだよ。とか思った。気持ち抑えられなくなりそうだった。けど、志穂はきっと翔の事思ってるだろーなって思って気持ち伝えられなかった。けど、今こーして志穂が俺の隣に彼女として居てくれる事が嬉しい。だから、俺は志穂を一生愛する。永遠に。』

『ありがとっ!
私、嬉しい。拓弥を好きになれるよーに私頑張る。翔の事も忘れられる位!頑張るから!』

『俺も、頑張る!』

『うん!』

『なっ、志穂?』

『どーした?』
…………チュッω☆

『お前は、俺の彼女だからなっ。』

『うん!』

『もう、暗いし帰るか!』

『うん。』

こーして拓弥は私を送ってくれた。

私は拓弥とならやっていけると思った。


『今日はありがとな』

『私の方こそ』

『じゃあ、また明日な☆』

『うん、またね☆』

こーして私は家に着いた。


部屋に入ったら携帯が鳴った。

『もしもし?』
『俺、翔だけど。』
『どーした?』
『上手くいったか?』
『付き合う事になった。』
『おめでとう!』
『ありがとっ☆』
『何か、あったら相談しろよな?』
『うん、分かった』
『拓弥とお幸せにな。』
『うん、翔も新たな恋見つけなよ?』
『それは無理かもなー、』
『そっかぁ。。』
『でも、頑張るよ。』
『Fight!』
『ありがと。』
『じゃあ、またね』
『うん、またな。』
『ぷーっぷーっぷーっ』

…………翔、ありがと。