100年桜



「いや、別に良いんだけど。で、何やってんの?」

「あ、看板…塗って帰ろうかなって」

「お前はバカか。暗いんだから早く帰れよ」


そう言いながら看板の近くに歩いて行く葉月君。


「まだまだだな」

あははっ。
さぼってたからね…


由香が一生懸命お化けの服作ってる時、隣で喋ってたもん…



「手伝うよ」