葉月君と話してるうちにクラスの出し物が決まってた。 “お化け屋敷”らしい。 「うっそ…」 「どうした?」 「お化け屋敷だって」 黒板を差しながら葉月君に言う。 「へぇ、楽しそうだな」 「嘘っ」 「葵、お化け屋敷ダメなんだ?」 「そ、そんな事…ないよ!!」