100年桜



「彼女いるじゃん。彼女はどうしたんだよ!?」

遼君…
彼女、彼女言わないでよ!!



「あー」

葉月君は遠くを見ていた。


「葵は、お前は、好きなのかよ葉月の事」

「あ、あたし!?」

あたしに振らないでよ。
しかも葉月君、こっち見てるし…