それから毎日、サヤとメールをした。 "おはよう"から始まり、"おやすみ"で終わる。 彼が先に寝てメールが終わることも度々。 でも メールを送ればサヤは絶対に返してくれた。 『亜矢!次、サヤの授業だね♪私がドキドキしてきたよ〜〜〜』 仲良しのユカ。 彼女には、何でも話す。 大切な存在。 『サヤは、うちのもん!なんつって〜〜!』 先生だけど先生じゃない。 私の中で、だんだんと気持ちが膨らんでいった。