「1度、病院で診てもらったら?薬とか貰えるんじゃない??」 「そだね。でも、時間ないから…」 「あ、そっか。バスケの試合近いんだ」 そう。 バスケ部のレギュラーに決まった蒼空と私は試合が近い事もあって、 練習がいつもよりハードなのだ。 「でも、少しくらい時間とって…」 「大丈夫!!そんな酷い頭痛じゃないし、吐き気もたまにだし。」 心配してくれる蒼空になぜか申し訳なさを感じて、私は蒼空の声を遮って言った。 大丈夫、大丈夫。 そう自分に言い聞かせた。 病は気からって言うし、ね。