そうして、神戸に住んでいた女子ハンド部の子をを加え三人で富士山に行くことが急遽決定。
オレは、深夜に車で横浜を出発。
神戸の二人は、寝台列車で静岡へ。
富士山近くの富士宮駅で、二人と合流し、ほぼ睡眠無しの強行日程で富士登山に臨んだのだった。
5時間かけて頂上に登ると、そこはもう雲の上の上の上。
だが、なぜか頂上に神社と郵便局があるのだ。
俺たちは、ハシャギまくって、家族や友人に手紙を出した。
そして、オレだけ、地上の倍の値段のするお守りを購入した。
そのお守りが、オレの手元に残っている。
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