自分で何もかも溜め込んで、自分ですべて解決して。 自分ばかり、かっこよくしてー… 自分ばかり、…ーー犠牲に、してーー…っ… 「…ふぅ…っグスッー…」 「いいお兄ちゃんね…。」 「…っはいー…。」 「ふふ。 私も、いい親になりたかった…志音のようにーー… 慕われるぐらいの親になりたかった…。」 目を瞑った璃人さんの目から一筋の涙が零れて、静かに美しく泣いていた。 それを見た璃玖わ動揺していた。 璃人さんわ静かにまた口を開く。