璃玖わ端から見れば、女装している璃人さんを普通わ母親だと思うはずなのに、何で私わ父親だと知っているのか聞きたかったのだろう。 女装している璃人さんとそれをよく思っていない璃玖。 私わ少し顔を俯かせている璃玖に聞いた。 「璃玖わ璃人さんが嫌い?」 「…。」 何も答えない璃玖に 「ごめん、質問変える。女装している璃人さんわ嫌い?」 と再び聞く。 「…。」 「…。」 「…。」 長い沈黙の後、先に口を開いたのわ璃玖だった。