=キング of ビースト=3




「フッ…はよ。」


「…///」


ヤバい…
カッコよすぎ…っ
心臓がもたない。


柔らかく笑って目を細めた夜琉。反則だー‥




「何もなかったか?」


「うん。」


夜琉わ起きた後、必ずこう聞いてくる。


それわ私を心配してくれているからで、不謹慎だが嬉しく思うー‥


「ねぇ夜琉?」


「…ん?」


と言った夜琉。最近わ『あ?』より『ん?』の方が多いから嬉しい。


『ん?』の方が言い方が優しく感じるのだ。



「もう2日経ったし、明日倉庫に行く?」


と私わ問いかけた。


夜琉わあくまでも那龍の総長。出来る限り倉庫に行った方がいいはず。
それにみんなが心配しているかもしれない…。広未さんも言ってたし。


「由莉わもう大丈夫か?」


「うん。」



「なら行くか。」


「うん。」