「お帰り夜琉、由莉ちゃんーー‥。」 璃玖が安心したかのように笑って言った。 すると紅雨が待っていたかのように抱きつこうとしてきた。まぁ弘樹によってとめられてしまったが。 「ゆう゛ゆう゛~。よかったぁ~帰ってきてぇ。」 「ふふ。ごめんね。」 「無事だったから許すけどぉ。」 「ありがと。」 私が笑ってお礼を言うと、弘樹が鼻で笑った。そしてーー‥ 「~っ!!」 …ー私の足元に立て膝をつく。 すると、璃玖も紅雨も立て膝をついた。もう3人の顔にわ笑みがなく、真剣な表情だった。