それから時間が経つのがかなり早く感じた。 コンコン、とノックされたドア。 ドアから顔を覗かせた颯わ 「準備終わりました。」 と言うと頭を軽く下げ、また下に戻って行った。 準備とわきっと宴会の事。 時計を見ると6時30分をまわった所だった。 夜琉に言われた時間よりも、早く終わらせている所わ流石だろう。 「そろそろ下に行こうか。」 と璃玖が言った言葉に次々と腰をあげる。 最後に腰を上げた私わ、幹部部屋を最後に出た。