本当に自分は無力だ―……



俺はただ二人に普通のカレカノが過ごすような生活をして欲しかっただけなのに。
夜琉が総長で色々な事を我慢してきた由莉ちゃんにただ楽しんで貰いたいと思っていたけど、それは結局俺の押し付けにしかならなかった――………


楽しむどころか、苦しませてしまった――…。






弘樹の言うことは正しい。




自分の配慮は、結局由莉ちゃんと夜琉を傷つけただけ―‥




俺は、二人に感謝しきれないぐらい助けてもらったのに―‥









俺が那龍の副でぃいのだろうか――――…?