夜琉達と出逢った頃なんて関わりたくないと思っていたのに。

有り得ないぐらい夜琉達を突き放してきたのに。


今ではもうかけがえのない存在。


夜琉だけじゃなくて私も、那龍と…夜琉と出逢った事で何かが変わったのかもしれない。


性格が丸くなったのかもしれない。


そうだったら、ぃいー…。


夜琉のお陰でよくなったのなら、それはきっと愛の力だから。

不器用な私と夜琉の愛し方なんだからー…。



「歌えよ…。」


そう言って渡してきたマイク。

それを見ながら夜琉の大切さを感じていた。