ちゃんとした声で言うんだーー…。
俺がどうしても救ってあげたかった璃玖を、ゆうゆうが救ってくれたからーーーー…
ーー…お礼を言いたいんだ。
「璃玖を救ってくれて…助けてくれて、ありがとう。」
「え?」
「璃玖は俺を救ってくれた…。だから俺も璃玖を救ってあげたかった…。でも俺には無理だったからー…俺の代わりに璃玖を救ってくれて…ありがとう。」
「そんな事ないよ…。私は何もしてない。」
「それでもいい。璃玖が救われた事は事実だから…感謝してる。」
「そんな…。でも紅雨、璃玖の事好きなんだね♪」
「好きってっ!!ホモみたいに言わないでよ///」
好きって…っ!!
そんなんじゃないしっ///
そう思いながら、全力で否定するとゆうゆうはクスクス笑いながら
「顔真っ赤。」
って笑うし。
さらに顔が赤くなるのが分かった。

