それを固唾を飲んで見守る璃玖を始めとする下っ端たち。
「おい、お前ー…「広斗!!お前俺置いて行ったろ!!」
広斗が座っている俺を見下ろし何かを言いかけた時、広斗の背後から場違いな声が聞こえた。
「雅…本当お前空気読めないよな…。」
「は?何が?俺何かした?」
「もういいー…。」
と諦めたように言った広斗はさっきまで鋭い目つきで俺を見ていたのに不意に足を返し、雅を見た。
「もういいって何がだ、よ?って誰そいつ。」
五月蝿いーーー…。
本当目障りだー…。
ほっといて、よーーー…っ
そう思った時
「お前…名前は?」
雅が俺を見据え聞いてきた。

