真っ直ぐ見てくる颯の目わ澄んでいて そらせないー‥ 何分たっただろうか? 隣から「フッ…」っと笑う声がして 横を見ると、口角を上げ挑発的な視線を颯に向ける夜琉がいて 「勝手にしろー‥」 そう言った夜琉わ私の腰にある手にギュッと力を入れると歩き出した。 颯達の横を通り過ぎた時、背後から 「俺たちわ一生あなた達を守るー‥ あなた達2人だけをー‥」 そう呟いたのが聞こえた。 あまりに小さい声に、誰が呟いたのかわ分からない。 けど、 どうしてここまでしてくれるの…? そう思った。