2階へ行く階段の手前にわ、聖と颯、侑が立っていて
「由莉さん、夜琉さんお帰りなさいー…
帰ってきてくれてありがとうございますー‥
俺達にとってあなた達わ
那龍の光なんですー‥
あなた達を失った那龍わ那龍でわなくなるー‥
那龍わ那王と那妃がいるからここに在るんですーー…
居なくなるなら存在出来ないんですー‥」
そう言って言葉を切った颯わ、真っ直ぐに私と夜琉を見て言った。
「夜琉さんと由莉さんを失った時が、那龍の最後ーー…。
この10日間でそう、思わされましたー…。」
ドックン
心が大きく揺れる音がした。
この言葉にわ今まで感じた事のないような重さがあったー…
重く深い意味があったーー…

