そう思っては、落ち着いていく気持ち。
本当にいつも璃玖には助けてもらったばかりで。
有り難いー…。
だからさっきまで苛ついていたはずなのに、素直に
「どう致しまして♪」
と笑って言っていたー…。
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というのが昨日の話しで。
今はーーー
「やっぱり家族って、血の繋がりじゃない?」
俺の目の前にいるゆうゆうに話したい俺の過去。
『ゆうゆうにとって、家族ってどんな?』
この俺の質問にずっと頭を傾げながら考えていた答えらしい。
血の繋がり、かーー…
なんか現実を見させてくれるような答え、だな…。

