no drug no future

気がついたときには音は消え、照明が明るくなった。

もちろんこのままでは終わらない。

アフターがやっている六本木のspiceにタクシーで向う。

朝、六時を回っているのに、フロアには人がごった返していた。

また薬が抜けてきた・・・。

だけど、もうさすがに玉を追加する気力もなく、紙を食った。

紙だったら玉よりは身体に負担が無い。

それに、紙を食ってバカになっていれば、玉の抜けの最悪な気分も麻痺する。

それでも貪欲に、踊ろうとする私。

身体はフラフラで、視界のほとんどが幻覚だった。

もうここからは書きたいけど記憶が乏しい・・・。

とにかく120%人間じゃなくなっていた事は確かだ。